パチンコ業界では人の入れ代わりが激しいといわれますが、それを防ぐためには従業員の方々に長期的なモチベーションを持ってもらうことが大切です。対策のひとつに、働く自分像をキャリアパス上で考えさせる方法があります。
優秀な人物をそれに見合ったポストにつけることは、組織の繁栄にとって、大変重要なことです。
サービスマイスター協会では、「釘の技術や面接でひととなりを見て評価をしていたが、接客レベルも評価したい。どうしたら……?」という、手法に関するご相談を多くいただきました。
サービスマイスター制度では、多くのホール様で必要とされる基本的な接客レベルはもちろん、企業様毎に重視される項目もお尋ねし、組み入れますので、そのホール様にあった基準で接客レベルを評価することができます。
どのような業務があり、どのような役割を担っているのか、以下の手順で確認します。
職務とグレードから求められる成果が決まります。その成果から必要な能力を決定します。
接客など相対的な評価になる部分は客観的な指標に置き換えます。
この接客部分に対して、サービスマイスター制度の導入をお勧めします。
従業員のキャリアパスを考慮した人事評価の仕組みを作ることが大切です。
試験は「シングル」「ダブル」「トリプル」の3段階ありますので、新入社員・アルバイトから店長クラスまで広くカバーすることが可能です。
サービスマイスター制度は、接客に関する評価基準の作成、教育、評価までを行います。ホール様に接客の評価基準がない場合、「キャプテンになるには、自社で定めた技術のほかにシングルスターを取得する」「シニアキャプテンならダブルスターの取得を」など、そのまま、今の評価制度に組み入れていただけます。新しく接客評価基準を作る必要がないため、コストダウンも期待できます。